おはようございます。独立開業を目指している美容師の敬です。
先日、とうとう商工会議所に「開業相談」の予約を入れました。日程は5月26日。
この一歩は、僕にとってとても大きな意味があります。
「独立したいな…」という漠然とした想いから、実際に”動く”ことへ切り替わった瞬間。
いよいよ、ここから本格的に“夢”が“現実”へと動き出します。
ここまでの3ヶ月で決めてきたこと
実は、ここに至るまでの3ヶ月間で、私はたくさんのことを考えてきました。
・どんな想いでサロンをやりたいのか
・どんなお客様に来てもらいたいのか
・何を強みにしていくのか
・どんな名前にするのか
・どんなメニュー構成にするのか…
日々の家事、子育て、仕事の合間を縫って、ノートに書いたり、パソコンでまとめたり、時には立ち止まったりしながらも、少しずつ、少しずつ、形にしてきました。
店名は「k-i(けいあい)」と名づけました。
”相手をリスペクトする「敬愛」”の意味を込めて、ただ髪を切るだけの場所ではなく、心も満たされるような空間にしたい、そんな想いをこの名前に込めています。
メニューは、髪質改善とヘッドスパをメインに構成しています。
今はまだ、空想の世界にあるこのサロンが、あと1年ちょっとで現実になるんだと思うと、緊張とワクワクが入り混じっています。
次の課題:資金とテナント
そして今、僕が向き合おうとしているのが「資金調達」と「テナント探し」。
どちらも、1人で抱えるにはなかなかヘビーな課題です。
それでも「まずは相談だ!」と決めて、商工会議所に電話をかけたのですが…。
電話口で「1人で美容室を開業予定で、テナント物件と資金について相談したい」と伝えると、ちょっと微妙な間。
「物件については…うーん、お力になれるか…できる限りは全力で…します…」
なんとも歯切れの悪い返事!

正直、少し不安になりました。
でも、ここで気持ちが下がるのはもったいない。
頼れるところには頼りつつ、自分の足で探していこうと、改めて心に決めました。
地方ならではの物件事情
私がサロンを出そうとしているのは、地方のとある町。
都市部と違って、テナント物件はかなり少ないのが現状です。
探しても「店舗併用住宅」が多くて、しかもそのお店部分は営業していなかったり、使われていなかったりする場所も少なくありません。
「もしかして、そういう空き店舗も借りられるのかな?」
「テナント物件として契約できるんだろうか?」
そんな疑問もあって、商工会議所ではそのあたりも詳しく聞いてみようと思っています。
もしかしたらテナントがどうしてもない場合は土地を買って美容室を建てるか、コンテナ美容室をするか、そうなるとまた資金が嵩んでしまいます。

それでも前を向いて、自分にできることをやるしかない!
不安もあるけど、前に進む
不安がないわけじゃありません。
むしろ、これからのほうが大変なことばかりだと思う。
でも、どんなことも「最初の一歩」がいちばん勇気がいる。
そして、一歩を踏み出せた今は、もう次の一歩を踏み出す準備ができているということ。
相談したその場で全部が解決するなんて思っていません。
だけど、聞いてみないと始まらないし、動かないと見えてこないことがある。
今できることを、ひとつひとつ、やっていきます。
最後に。今の気持ち
私は、誰かの背中を押せる美容師になりたいと思っています。
髪をきれいにするだけじゃなくて、「今日ここに来てよかった」と思ってもらえるような場所をつくりたい。
だからこそ、自分自身が夢に向かって進む姿を、まず見せていきたい。
まだまだスタート地点。
でも、ここから、笑顔のあふれるサロンを形にしていきます。
見守ってくれている皆さん、応援してくれている方々、本当にありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
敬でした。
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