トレーラーハウス美容室をする事にしました。

おはようございます。独立したい美容師、敬です。

最近全くブログを書くことが出来ませんでした。今も全然時間がないですので、編集作業など全く無しで、ほぼ文章だけを書き連ねるだけの記事投稿になってしまうことをお許しください。

そして、今の現状をお伝えしますと、僕は「トレーラーハウス」を購入して、美容室を開業することに決めました!

そもそも、トレーラーハウスってみなさんご存知ですか?

トレーラーハウスとは、一見、コンテナのような見た目をしてて、四角い箱のような建物なのですが、実は建物の下に「シャーシ」と呼ばれる台座付きの車輪がついており、扱いは「車両」ということになります。

「車両」なので幅や長さの制約はあるのですが、美容室を開業するための広さはちゃんとクリアできるのです。

美容室を開業するにあたり、保健所に届け出を出してクリアするための広さ基準は、待ち合いが3.3平米、作業スペースが9.9平米、合わせて13.2平米の広さが確保できると、1人美容室であれば開業出来ます。

つまり、約4坪あれば1人美容室はできるわけです。

そして、約4坪の広さは、トレーラーハウスの長さが7メートルほどあれば、小さめのトイレを含めても美容所としてのスペースを4坪以上は確保することが出来ます。

トイレ無しでもいいならば、6メートルくらいでも、業者さんによっては出来るみたいです。(断熱の厚さや有無によって中の面積が異なります)

ここでみなさんは、「そんなプレハブ小屋みたいなところでお店しても、寒さとか暑さ、騒音などは大丈夫なの?」とか、

「電気や水、お湯などのライフラインはちゃんと使えるの?」

などと疑問に思うと思いますよね?

そこは僕も、とても不安でした。

結論から言うと、その辺の古いテナントビルなんかよりも100倍居心地が良かったんです。

というのも、初めてトレーラーハウスの業社さんを訪ねた日は外の気温が35度以上ある猛暑日だったのにも関わらず、トレーラーハウス内は涼しい、むしろ寒いくらいにエアコンが効いていました。

しかも基準値MAXの11メートルサイズのトレーラーハウスだったにも関わらず、エアコンは一台のみで、設定温度も普通の温度でした。(26度だったかな?)

また、外の騒音も全く聞こえないし、子供が走り回っても揺れたりしないし、何より車両の中にいるという感覚が全くなく、普通に建物の中にいるかのような感覚でした。

立派なトイレがあり、照明や内装はおしゃれで、家具やテレビも普通にあり、何も知らないで入ったらおしゃれな家かと思ってしまうような作りでした。

お湯もプロパンガスボンベを外に設置して給湯器を室内に設置すれば、1人美容室なら全く問題なくお湯が使えます。

最近ではトレーラーハウスで美容室を営業している人が増えているそうで、僕がお願いしようと思っている業者さんも、一軒制作したそうです。

一軒って少ないように思えますが、そもそも全国的にトレーラーハウスがいろいろな店舗に活用され出したのは、今から約3年前くらい(2022年くらい)だそうで、まだまだ新しい事業になるそうです。

しかし、この約3年くらいの間、あらゆる業種の店舗を作ってきたそうで、まだまだ需要が増加しており、今年度のトレーラーハウス制作は予約で埋め尽くされ、今からの制作はできないそうです。

そして、僕はギリギリ今年度の制作枠に入っているそうです!

ところで、みなさんが1番気になるのは、その初期投資額ですよね?

結論から申し上げますと、「めちゃくちゃ高い」です。

トレーラーハウス自体の本体価格は、サイズにより変動しますが、美容室サイズだと600万円〜900万円くらいになります。これはどこのメーカーでもほぼこのくらいだと思います。

僕の依頼する業者さんでは、この料金の中にトイレやミニキッチン、最低限の窓や玄関ドア、照明やコンセントなどもつき、断熱材なども入った状態の価格です。

そこに、先ほども少しでてきた「シャーシ」と呼ばれる、トレーラーハウスを支える、そして「車両扱い」として扱われるための肝となる台座とタイヤが、別口で勘定されます。

この「シャーシ」は大体200万円ほどしていました。

ここまで、ざっと800万円〜1100万円です。

よくトレーラーハウス販売業者さんの宣伝では、「本体価格600万円〜」とかの謳い文句で宣伝してますが、

おそらくこのシャーシ価格が入っていなかったり、内装工事費が全く入っていなかったりすると思います。

ちなみに、ここで終わることはなく、まだまだ費用がかかります。

トレーラーハウスを設置場所まで運ぶ運搬費というものがかかります。金額の相場は距離によって変動すると思いますが、近場でも20万円〜ほどします。

「そんな高いの?!」と思いますが、まず、トレーラーハウスを牽引するには「牽引免許」がいります。

それと、大きなサイズになると、トレーラーハウスの牽引車の前後にも、パトランプをつけた護送車のような車の手配も必要になります。

そして、目的地に到着してからも、トレーラーハウスを設置する位置の微調整や、設置した後に勝手に動いてしまわないよう、台座のようなものを設置するといったことなど、自分では絶対にできない技術や知識が必要になります。

運搬費以外にも、電気配線や水道の給排水の工事、そしてトレーラーハウスはシャーシがあるので地面から約60〜80センチほど高くなります。

ですので、階段が必須になり、こちらも制作+取り付け工事をしなければなりません。(厳密にはいつでも取り外せるような形にしなければなりません)

サイズや設置する場所、状況により変わりますが、ここまでの費用はざっと1000万円〜1300万円ほどかかります。

そこから、シャンプー台やカット椅子、セット面など、細かい設備費や消耗品、材料費がかかるわけですね。

駐車場をつくるならそのコンクリート工事費、また、看板工事などいろいろかかります。

どうでしょうか?

結構初期費用が高い!!と思いますよね。

美容師が独立創業するにあたっての平均的な初期投資額は、およそ300〜700万円くらいと言われています。

この数字から比べると、トレーラーハウスの場合、約2倍〜4倍ほどかかりますね。

僕は、こんなの絶対無理!そもそも、去年新築マイホーム建てて全く資金無いです!と、ハナから諦めていました。

しかし、実際にはトレーラーハウスで美容室をする事に決めました。

その理由は!!

…また後日お伝えしますね!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

敬でした!

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